haratomi お散歩

気まぐれなお散歩の一コマ

石尊山から深高山へ

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        「石尊山から深高山へ」             秋晴れの良き日、近郊の低山歩きに出かけてみた。「低山」とは言っても運動不足の軟弱体には、十分すぎるくらいの運動量で、決して馬鹿にはできないということを思い知らされた。特にこの日のこのコースは冬型の気圧配置にあいまって、稜線が複雑に変化し、樹林帯の様相によってはぽかぽか陽気から、一気にしびれるような「吹きっさらし」に急変するのだ。変化に富んでいて刺激的でもある。保温のための上着を脱いだり着たり忙しい繰り返しとなった。部分的には何回か登ったことのあった山だったが、今回は初めてのコースで、思いのほか変化があり、面白いルートという印象を受けた。林間コースかと思えば岩場あり、急斜面を這い上がったりロープ頼りに伝い降りしたり、そして時にはノンビリお散歩コースと、飽きることなく楽しませてくれる「愛すべきトレッキングコース」といえるかも知れない。ただ、難点をいうならば、かつて展望のよかった多くのピーク地点が、時間の経過とともに成長してきた樹木で大方覆われてしまい、視界が効かなくなってしまったことだ。何年か前に登った時は「絶好のビューポイント」誇っていたのに、ちょっと寂しい印象を持ってしまった。しかしあともう少したって落葉が進めば、あるいはある程度の眺望は望めるかもしれない。
いずれにしても、静かな山道でのんびりと楽しむには、最適なコースで、単独でもグループでも手頃な山というのが素直な感想である。


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