haratomi お散歩

気まぐれなお散歩の一コマ

早春のトホホ。連想ゲームじゃありませんが。

 『早春の連想ゲーム』・・・・  <この写真から何思う?>
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良く晴れた早春の午前。予定より早く歯医者の治療が済み、何か得をしたような気分で、久しぶりに早春の開花情報を確かめに出かけてみた。本当に時間の経つのは早いもので、前回同じ場所を訪ねたのがいつだったか、思い出せないくらいご無沙汰していたことになる。だいぶ前の定かでない記憶をたどりながら、ゆっくり園地を歩きだすと、やはり同じようにカメラをぶら下げたグループがあちらこちらにぽつりぽつりと見えたり隠れたり。散歩するようにゆっくり歩く人達もいれば、一か所に這いつくばって懸命にシャッターチャンスを狙っているグループもある。人それぞれ、楽しみ方はいろいろだ。もちろん私も私流で、狙っていた被写体はしつっこく時間を割いて、動く対象に対しては臨機応変に「体で反応」して。正に気の向くままのんびりとマイペースで楽しんだ。こういう点が「一人歩き」の良いところだ。歩いているうちに自分流にのめり込み、だんだんペースが遅くなる。へたくそはへたくそなりに「欲」がでてくるのだ。「もっとピントをシャープに」とか、「この色を強調して」とか。素人もだんだん要求が生意気になってくる。特に「動く対象」はまだまだ日も浅く知識も浅薄なので、なかなか要領を得ない。やっと被写体を捉えたと思った瞬間、見事に相手にさよならされたという例も少なくない。そんなこんなで狭い領域から、広い空間に出て周りをゆっくり見回した時だった。「確かあの辺に草原が広がって・・・・」と遠方を見た時唖然とした。「なんじゃこりゃ!!」。驚きというかなんというか、すごいショックが全身を走った。「何か悪いもの」を見た時のショックだ。しばらく訪れなかった間に周辺の景観は大きく変わっていた。よく見れば、遠くの風景ばかりでなく、園地を囲むすぐ間近の領域まで、その「忌まわしい景観」が迫っていた。「いい気分」に浸りたくてこの地を訪れる多くの自然愛好家はこの有様を目にして一体何を感じるやら。今日は誠に「残酷な一日」になってしまった。確かに日本は「自由の国」<法に触れない限り>何でもできる。しかしである。「法に触れなくても」やっていいことと悪いことはあるのではないだろうか。「価値観の違い」といってしまえばそれまでかも知れないが、一方の人間からすれば「あんまりな話」である。あまり多くは言いたくない気分ではあるが、これもつまるところ「金が全ての国づくり」が進んだせいであろうか。ある意味、「原発政策」だって似たようなものではないか。
「エコな社会を目指す」なんてフレーズがものすごく「ウソっぽく」響く。何をやってるんですか、我が国ニッポンは?
情けなさを通りこし「怒りに満ちた自然散策」になってしまった。春の始まりになんと言うことを・・・・・・・トホホホ・・・・・・。

                                  

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     バマンサクマンイカバ                      ユキワリソウ
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      せつぶんそう
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