高原の冷気の中を歩く
高原の冷気の中を歩く
「久々の霧ヶ峰ハイキング」
台風やら、大雨注意報やら、なかなか落ち着かない気象状態ではあるが、高原の涼しさと、夏の山の植物を求め、久しぶりに長野県まで足を運ぶことになった。朝出発時には、小雨交じりということで、雨具覚悟の山歩き、を想定していたが、幸いなことに雨らしい雨にほとんど見舞われることもなく、全行程を無事踏破できたことはラッキーであった。久々に訪れた霧ヶ峰の環境は、施設面でかなり変様していた。まず駐車場が以前とまるで様変わりしてしまった。レストランもトイレも無くなって、ほとんど空き地状態になっていた。駐車料金がかからないのは有り難いが、何となく寂しい状況で、近くにいた売店のおじさんの話によると、「一時期客が集まっても、売り上げが上がらず採算が取れないので、関連企業が撤退してしまった」ということらしい。前回訪れたときは、ものすごい客の数で、なかなか駐車場に入れなかったのを覚えているが、わずか3年前後の間に随分状況が変わったものである。・・・下界の喧騒を離れて、高所までやってきても、こんなところで、日本経済の生々しい現実に直面し、ある種皮肉な思いをさせられた。
「ウスユキソウ」 「キオン」
「ミヤコアザミ」 「ウツボグサ」
「モウセンゴケ」 「コウリンカ」
「ホタルサイコ」 「クルマバナ」
「キンバイソウ」 「ヒメトラノオ」
「バアソブ」 「アサギマダラ」
「ネバリノギラン」 「ノビタキ」