秋を探して(1)・・・浅間山麓Slowトレッキング
<秋を探して(1)浅間山麓トレッキング>
「台風が近づいている・・・」「次回はいつになるか当てもない・・・」・・・ということで、「この日行くしかない!」という結論になり。やや早めの出発となった。行く先は前回と同じ「長野県」・・・と言っても方角はちょっと違って、群馬県とも隣接している「浅間山麓」だ。もう何年も遠ざかっていたコースにしばらくぶりでトライしてみた。当然ながら、体力はかなり落ちている。一体何時間で帰って来られるのか想像もつかなかったが、やはりほぼ1日たっぷり費やした山行となった。しばらく振りに歩き出すと、三者三様の記憶が蘇り、一体誰が誰と何時行った時の話なのか、混沌としてきて訳のわからないストーリーが進み出したのであったが、「新しい」「火山館」に着いたころから、にわかに昔の記憶が蘇り、頭の中と眼前の景色とがピッタリとシンクロするようになった。「印象的な自然」は何年経っても色あせることはない。建物や人工物は時代とともにころころ変容するが、感動的な景観はいつまでも新鮮に脳裏に残っている。そして又訪れた者にほぼその時と同じ世界を再現してくれる。・・・山や自然の持つ醍醐味とはそんなところにもあるのではないだろうか。人間界の営みはいかにも軽薄で、10年も立てば「別世界」になってしまう。しかし、自然は「人間が壊さない限り」いつでも我々に心の安らぎを与え続け、暖かく我々を迎えてくれる。今回も美しき山の姿と美しき花々、生き物たちで我々を正にVip待遇で歓迎してくれた。 「 山よ!ありがとう!・・・・・・・・・ 」
「ミヤマモジスリ」 「ミヤマヤブタバコ」
「クルマバツクバネソウ」
「ハクサンフウロ」 「マルバダケブキ」
新しい?(築12年)「火山 館」 「シュロソウ」
「レンゲショウマ」 「イワインチン」
「ゴゼンタチバナ群落」