足利の山々を歩く
「足利のやまを歩く」
お天気のよい日が続き、からだ慣らしのためもあって、近郊の山歩きに出かけてみた。前々から存在はぼんやり認識していた、足利市東部に位置する山々だ。この辺りには、標高300m前後の低山が起伏に富んだ山波を成し、実際に歩いてみると、その高さからは想像もできぬほどの変化ある山姿と、そのコースの複雑さに驚いてしまう。そのアップダウンの急峻さたるや、決して侮ることのできないルートと言える。一度の経験で比較的に身近に存在するこれらの山々の魅力にすっかり魅了されてしまうと言っても過言ではない。最近富に地元の人気を集めているようで、エリアによっては、「バスで直行」する団体さんも結構あるという。正にこの頃の人気のスポットとともいえる地域らしい。事実この日も「八王子」から来たというマイクロバスの一行さんが早々先行して歩いていた。明るい日差しの下で、深まる低山の紅葉の鮮やかさをたっぷり味わうことができた。