春の里山(4)
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「春の里(4)」
日増しに気温が上がってきた。ただ今日は朝から吹く風が半端ではなかった。のんびりと歩くには強力すぎた。よって出かけるコースは風をよけて歩ける林間コ-スとなった。坂を上りだすと、汗がにじみだした。
花粉も相当飛んでいる。マスクにサングラスという恐ろしい形相で、歩いた。のどの渇きが通常とは違う感覚を訴えてはいたものの、気分はまずまずのお散歩となった。東京に後れを取るまいと、急ぐように桜の花が開きだした。もう十分「お花見」シーズンだ。次の土日あたりは各地でにぎやかな人の群れが春のスナップ集に並ぶことだろう。春も真っ最中だ。
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シジミチョウ ウグイスカグラ
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シュンラン アカタテハ
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コゲラ 菅塩のサクラ
春の里山(3)
「春たけなわ。出そろいました。」
いよいよ気温が上がってこました。先日は20度を軽くオーバー、なんと5月上旬の暖かさでした。車の中が真夏並み、上着を脱いでも汗が出てくるような陽気に、ふらふらとあちこち、出かけたくなりました。
この暖かさでいろんな花が出そろいました。それどころか、あっという間に「追い抜かれてしまった花もありました。昨年もそうでしたが、咲き出すと一気に我も我もと先を争うように、咲き出すのが今頃の特徴で、何と桜開花の声も聞こえてくるようになりました。気のせいか毎年毎年、必死で追いかけても追いつかないような心細い気持ちになってきました。忙しい毎日になりそうです。
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マンサク カタクリ
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ネコヤナギ セツブンソウ
春の里山(2)
まだまだ寒い日が続いているが、今日は今までの寒気がうそのように、気温が上がった。上着を着たまま車を運転していたら、あまりの暖かさに汗ばみ、窓を空けシャツ1枚になった。久しぶりに「カタクリの里」を訪ねたが、さすがにカタクリの花にはちと早く、花らしきものは一輪も見えなかった。それでもよく目立つ あの葉っぱが青々と広がり始め、もうあと少しで咲くぞとばかり、すでに準備態勢に入っているような気配を感じさせる。「昨年は騙された」苦い経験がある故、今年は「置いてけぼり」を食わぬよう、必死に追いかけねばなるまい。
そんなことを案じながらも、ゆっくりと春が進んでいるのをしっかりと確かめるように「スター」達が「順々に」ステージに登場しだした。本当に「プログラム」の出番を待つように、自分の「持ち時間」をわきまえている。実に計画的な印象を受ける。ある意味「主催者の意図」と感じられもするが、それにしても「誰かにアピール」するように次々とその主役の座をバトンタッチして行く様は、各自がシナリオを持っているようだ。本日の「主役」の演技をたっぷり味わいたいと思う次第である.
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「フクジュソウ」
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静かな湖畔の・・・・NO2.
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「静かな湖畔をもう一訪ねたくなった。ただし、今日は風が冷たく、北の山々は完全に「雪化粧」をしていた。季節はすっかり冬の真ん中に入った。なんと今日は風が冷たいと思っていたら、「白い花」が混じり始めた。正に「風花」だ。その花に舞う様に鳥たちが飛び立ってゆくのが見えた。湖面に注意深く浮かぶ「オシドリ」はのんびり休んでいるようだが、実際は常に注意深く周囲の状況判断をしていて、射程範囲内に異物を認めると、一斉に集団移動を始める。野生に生きる者の防衛本能とはいえ、実に敏感で、人間の作り出した「センサー類」など遠く及ばないレベルだ。数百メートルも離れた距離から一体何を頼りに「気配」を感じ取るのだろう。我々人間が、機器を導入して密かに撮影の機会を狙っていても、損の意思を感じ取るかのように、肝心なところで「はい、さよなら」をする。まったくたいしたものだ。
場所を変え、餌場を捜し、彼らは一体何を考えて行動しているのか。この寒さのなかでも生き生きと、自然界の営みそのものだ。
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静かな湖畔の・・・・
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まだまだ穏やかな日が続いている。遅い時間の出発となり、車で比較的早くたどり着ける場所ということで、近隣のⅯ湖畔に出かけてみた。暖かい時ならともかく、この時期なら人もいないだろうと勝手に想像していたが、静かではあったが、既に先客は活動していた。どうやら「写真やさん」らしい。車から重装備の機材を持ち出し、じっくり腰を据えて、何かを狙っているらしい。余りお邪魔をせぬようにと、早々にその場から離れ、自分のペースで散歩など楽しんだ。キャンプ場もすでに閉じられ、トイレも断水状態である。暖かい日差しに恵まれ、のんびり静かな湖畔の風景を楽しむことができた。数はすくないものの、渡りの途中の水鳥もしばし、湖面で羽を休めているようだった。お天気さえ見方すれば、とっておきの静けさを味わえる絶好の場所かと実感した。
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「オシドリ三態」
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